ガラス・プラスチック風防修理
ガラス・プラスチック風防について
ABOUT GLASS
腕時計のガラスやプラスチック風防は、文字盤を保護し、時計のデザインや見やすさにも寄与する重要な部品です。一方、ガラスやプラスチックといった素材は時計の金属ケースと比べて強度が低く、日常使用による傷や衝撃、劣化などの影響で割れたり、外れたりすることがあります。
ガラスやプラスチック風防の破損は時計の機能や寿命に悪影響を与えるため、早急な修理が必要です。
ガラス・プラスチック風防の修理が必要なケース
経験豊富な専任スタッフが対応
ガラスやプラスチック風防の修理が必要になるケースは主に以下のような状況です。
- 傷日常の使用により、風防に傷がつくことがあります。特にプラスチック風防は傷がつきやすいため注意が必要です。プラスチック風防に付いた傷は研磨によって消せる場合もありますが、ガラスに深い傷が入った場合は交換となります。
- ひび割れ/割れ強い衝撃や圧力が加わると風防がひび割れたり、完全に割れてしまうことがあります。いずれも文字盤が見にくくなるだけでなく、防水性などに悪影響を与えるため、早急に修理する必要があります。
- 劣化/くもり長年の使用や紫外線の影響で風防の表面がくもったり、劣化したりすることがあります。このような状態では見た目も悪く、時刻が見づらくなるため、研磨や交換が必要です。
- 内部の結露風防の内側が結露している場合、パッキンの劣化などにより水や湿気が侵入している可能性があります。この場合は風防やパッキンの交換が必要となります。
ウォッチ・ホスピタルでは、1級時計修理技能士をはじめ、知識と経験豊富な専任スタッフがお客様の大切な腕時計のガラス・プラスチック風防をていねいに修理いたします。ガラス・プラスチック風防のトラブルが発生しましたら、ぜひ当店にご相談ください。
メーカー修理との違い
お客様のご要望を伺いながら、
最適な修理方法をご提案
メーカーにガラス・プラスチック風防交換を依頼すると、高額な修理費用と長期の修理期間が必要になる場合があります。
また、専用パーツの在庫がなくなると修理不可で返却されることもあります。ウォッチ・ホスピタルでは、お客様のご要望を伺いながら、ジェネリックパーツの提案をして時計を修復させることもしています。
ガラス・プラスチック風防修理ビフォーアフター
BEFORE AFTER
-
ガラス割れ修理(合せガラス、別作ガラス対応)
【BEFORE】粉々に割れています。
【AFTER】合せのガラスを取付けました。
ミネラルガラス、サファイアガラスでご用意できます。
※オーバーホール同時で承ります。 -
ガラス割れ修理(ロレックス純正サファイアガラス)
【BEFORE】粉々に割れています。
【AFTER】ロレックス純正ガラスを取付けました。
※オーバーホール同時で承ります。 -
シースルーバック ガラス割れ修理
【BEFORE】粉々に割れています。
【AFTER】ガラスを別作して取付けました。
※オーバーホール同時で承ります。
専用ガラスしか入らない構造のものは、メーカー修理となります。 -
ガラスコーティング除去(¥5,000~)
【BEFORE】表面のコーティングが劣化して文字盤が見えにくいです。
【AFTER】綺麗に仕上がりました。
※グランドセイコー等、コーティングが強固で除去できないモデルがあります。
※オーバーホール同時で承ります。 -
プラスチック風防のキズ磨き(サービス ¥0)
※ガラスは構造上できません。
【BEFORE】細かいキズが目立ちます。
【AFTER】綺麗に仕上がりました。
※深いキズは、多少あとが残ります。
※オーバーホール同時で承ります。
ガラス・プラスチック風防の修理の流れ
FLOW
基本的にオーバーホールに伴って作業をいたします。
STEP01
検査
検査
まずは破損の状況や程度を確認します。
STEP02
プラスチック風防の研磨
プラスチック風防の研磨
プラスチック風防の浅い傷については研磨剤を使った研磨を行います。この場合、風防をケースから取り外す必要はありません。
STEP03
風防の取り外し(時計の分解)
風防の取り外し(時計の分解)
ガラスに深い傷やひび割れがある場合、完全に割れている場合などは、破損している風防をケースから取り外します。
STEP04
風防の装着・各種テスト
風防の装着・各種テスト
新しい風防をケースに取り付けます(必要に応じてパッキンの交換も行います)。取り付け後、時計の機能や防水性能を検査します。
STEP05
修理完了
修理完了
厳しいテストに合格した時計だけをお客様に納品させて頂いております。
ガラス・プラスチック風防の修理事例
CASE STUDY
ウォッチ・ホスピタルでガラス・プラスチック風防の修理を行った事例をご紹介します。
ガラス・プラスチック風防を
長持ちさせるコツ
KNOWLEDGE
腕時計のガラス・プラスチック風防を長持ちさせるコツをご紹介します。
- 衝撃を避ける
- 強い衝撃や圧力が風防に加わると、ひび割れや割れが発生することがあります。
時計を着用する際は、衝撃を避けるよう注意しましょう。 - 擦れや傷から守る
- ガラスやプラスチック風防は、擦れや衝撃で傷が付くことがあります。
特にプラスチック風防は傷が付きやすいので、硬いものとの接触を避けるようにしましょう。 - 定期的なメンテナンス
- 長年の使用で風防がくもったり、劣化することがあります。
定期的に時計をクリーニングし、必要に応じて専門家によるメンテナンスを受けましょう。 - 紫外線からの保護
- 紫外線が長期間当たると、風防の劣化が進むことがあります。
直射日光を避ける場所で保管し、時計を長持ちさせましょう。 - 湿気を避ける
- 風防内部に結露が発生すると、視認性が悪くなります。
湿気の多い場所を避けて保管し、防水性能が低下しないようにしましょう。
よくある質問
FAQ
ガラス・プラスチック風防に関して、よくある質問をまとめました。
メーカー修理とどう違うのですか?
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純正パーツの供給がある場合は修理に違いはありません。純正パーツの供給が終了している場合は、メーカーは修理不可となるケースがあります。ウォッチ・ホスピタルではジェネリックパーツの提案をすることが可能です。
ウォッチ・ホスピタルでガラス・プラスチック風防の修理をしたら、メーカー修理に出せなくなりますか?
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ほとんどのメーカーでは、当社で修理した時計をメーカー修理に出すことが可能です。
※メーカーによって基準が異なります。詳しくはお問合せください アンティーク時計も修理してもらえますか?
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修理できます。お気軽にご相談ください。
純正パーツを使って修理してもらえますか?
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ウォッチ・ホスピタルは純正パーツにこだわり、可能な限りメーカーに近い修理を心がけています。純正パーツが存在しない場合は、ジェネリックパーツの使用をご提案することもあります。
修理はお店に持ち込まなければいけませんか?
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ホームページでお申込みいただくと、クロネコヤマトさんがご自宅まで集荷に伺います。LINEで簡単見積りサービスも行っております。
修理の進行状況は教えてもらえますか?
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ウォッチ・ホスピタルではマイページ機能を提供しています。修理状況(ステータス)を随時確認していただけます。
保証は付きますか?
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外装部品については保証は付いておりません。