オーバーホール

オーバーホール

OVERHAUL

オーバーホールについて

ABOUT OVERHAUL

オーバーホールとは、時計が正常に動くように、時計のすべての部品を分解、洗浄、修復作業、組立、注油、調整、実測を行うもので、分解掃除とも呼ばれます。電池交換や精度調整のみでは修正できない不具合のある時計や、購入から数年経過した時計に必要なメンテナンスです。
一般に、クォーツ式の場合は「4~6年に1回」、機械式の場合は「3〜5年に1回」がオーバーホールの目安とされています。

オーバーホールが必要な理由

時計を正常に動かし続けるための「定期的なメンテナンス」

時計の内部には、数十点から多いもので200点以上の部品が組み込まれています。こうした部品同士が接触する箇所には摩擦が発生するため、摩耗を防ぐために何種類もの潤滑油が使用されているのです。

ところが潤滑油は時間の経過と共に劣化し、やがて乾燥してしまいます。結果として部品同士の摩耗が激しくなり、時計の精度が狂い、最終的には止まって動かなくなります。こうした事態を未然に防ぐのがオーバーホールです。

オーバーホールを定期的に行うことで、部品の消耗は最小限度に抑えられます。万が一時計にトラブルが発生した場合でも、(定期的なオーバーホールをしていない場合と比べて)交換しなければならない部品の数を大きく抑えることができ、そのぶん費用も安くなります。

腕時計は精密機械です。毎日のちょっとしたお手入れと、定期的なオーバーホールをすることで愛着ある腕時計へと変わっていきます。大切な時計を長く愛用するために、ウォッチ・ホスピタルを主治医としてご利用ください。

メーカー修理との違い

時計修理の専門店として
年間20,000件以上の修理実績

メーカーによっては、オーバーホールの際に部品の大部分を一括で交換するケースもあります(そのぶん費用も高くなります)。これに対しウォッチ・ホスピタルではムーブメントの状態を確認したうえで、精度や耐久性に問題がない部品は継続使用します。これは、時計修理の専門店として年間20,000件以上の豊富な修理実績を持ち、高い技術力を備えた当社ならではの強みです。

また古いモデルの場合、メーカーに部品の在庫がないため修理を断られてしまうケースもあります。ウォッチ・ホスピタルでは豊富な部品のストックに加え、純正品と同等の品質を持つジェネリックパーツの利用をご提案することで、他社様で断れられるモデルのオーバーホール実績が多数あります。

オーバーホールの流れ

FLOW

STEP01

時計の分解

時計の分解

専用の工具で裏蓋を開けて、自動巻機構を取り外します。ムーブメントをケースから取り出し分解していきます。時計修理で重要な工程です。ここで、修理箇所の原因の特定・調整箇所・交換が必要な部品を特定していきます。

STEP02

洗浄

洗浄

分解したムーブメントの部品は、専用設備を使って、腕時計のパーツ用に調合された洗浄液で洗浄し汚れを洗い流します。これにより劣化した潤滑油や摩耗粉などの汚れが落ち、新品に近い状態にまで戻します。ケース、ブレスレットは、超音波洗浄機で汚れや垢を洗い流して綺麗にいたします。※中には超音波洗浄を避けるものもございます。

STEP03

ムーブメント組み立て

ムーブメント組み立て

洗浄後、顕微鏡で摩耗している部品の状態を確認します。確認後、部品を組立ながら注油していきます。オイルの種類や量、注油する箇所はそれぞれ異なるため、メーカーによって定められた基準に基づき慎重に組み上げていきます。ムーブメントを精度測定器で計測し、調整していきます。機械式時計の精度の追求は、とても緻密な技術が要求されます。

STEP04

時計の組み立て

時計の組み立て

分解されていた外装部品を組み上げて、針や文字板を取り付けケースに収めていきます。 針回しや日付変更、クロノグラフなど付加機能の動作の確認を行います。

STEP05

各種テスト

各種テスト

防水試験機で防水性をチェックします。アンティーク時計や外装の劣化、破損等がある場合など、防水テストを行わない場合もございます。
ランニングテストでは、手巻きによるテストと、ワインディングマシンによる巻上げテストを行います。測定機で得られる数値だけではなく、実際に時計を動かしながら精度・持続時間をチェックすることでより万全な状態でお客様に時計をお返しすることができます。

STEP06

オーバーホール完了

オーバーホール完了

複数工程のテストに合格した時計だけをお客様に納品させて頂いております。

オーバーホールの修理事例

CASE STUDY

ウォッチ・ホスピタルでオーバーホールを実施した事例をご紹介します。

時計を長持ちさせるコツ

KNOWLEDGE

定期的なオーバーホールに加え、以下のようなお手入れ(ご自身でできる日常的なメンテナンス)とメンテナンスを心がけることで、時計の寿命を延ばし、長く快適に使用することができます。

温度変化に注意
過度の温度変化は、時計の精度や機能に悪影響を与えることがあります。サウナなどでは時計は外すことをお勧めいたします。
防水性能の確認
防水性能がある時計でも、パッキンが劣化することで防水性は低下します。外観からパッキンが正常かどうかの判断はつきません。ケース内に水分・湿気が入ることを防ぐ意味でも、定期的なオーバーホールをお勧めいたします。
磁気から遠ざける
機械式時計も磁気の影響を受けて時間が狂うことがあります。磁気を発生する機器(スマートフォン、スピーカー、冷蔵庫など)から離れた場所に保管することが望ましいです。40〜50センチ離すことでほぼ磁気帯びのリスクは避けられます。
バイクの運転時などは衝撃を避ける
時計は衝撃に弱いため、運動や激しい作業を行う際には、時計を外して保管しましょう。
保管方法
時計を長期間使用しない場合の保管方法をご紹介します。湿気や直射日光、磁気の影響を受けないように収納BOXを利用することをお勧めします。購入時の専用BOXももちろん大丈夫です。そのうえで、1-2か月に1度くらい時計を手に取ってスムーズに動き出すかどうか確認すると風通しも良くなり時計をより良い状態で保管できます。
防水性能の確認
機械式時計の場合、適切な巻き上げ方法を守ることが重要です。手巻モデルがフルに巻き上がっているのにさらに巻上を行うと部品を破損させることがあります。自動巻モデルは巻き終わりはありませんが、ご使用前の手巻きは30〜40回ほどで十分です。過剰に巻き上げることは避けましょう。

よくある質問

FAQ

オーバーホールに関して、よくある質問をまとめました。

メーカー修理とどう違うのですか?

見積り、修理ともにメーカーより迅速です。たとえばメーカー見積りには約2週間程度かかりますが、弊社ではその場でお見積り可能です(最短15分)。

オーバーホールは絶対に必要ですか?

時計の機械は使用しているうちに摩耗します。また機械油の劣化により遅れが発生する場合もあります。正確に時を刻むため、また時計そのものの寿命を延ばすためにもオーバーホールは必要です。

オーバーホールのタイミングはどれくらいですか?

一般的な機械式時計の場合、だいたい3〜5年に1回が目安です。クォーツ式の場合はもう少し間隔が長く、4~6年に1回程度です。

ウォッチ・ホスピタルでオーバーホールしたら、メーカー修理に出せなくなりますか?

ほとんどのメーカーでは、当社で修理した時計をメーカー修理に出すことが可能です。
※メーカーによって基準が異なります。詳しくはお問合せください。

アンティーク時計も修理してもらえますか?

修理できます。お気軽にご相談ください。

純正パーツを使って修理してもらえますか?

ウォッチ・ホスピタルは純正パーツにこだわり、可能な限りメーカーに近い修理を心がけています。純正パーツが存在しない場合は、ジェネリックパーツの使用をご提案することもあります。

修理はお店に持ち込まなければいけませんか?

ホームページでお申込みいただくと、クロネコヤマトさんがご自宅まで集荷に伺います。LINEで簡単見積りサービスも行っております。

LINE簡単見積りについて

修理の進行状況は教えてもらえますか?

ウォッチ・ホスピタルではマイページ機能を提供しています。修理状況(ステータス)を随時確認していただけます。

マイページ機能について

保証は付きますか?

はい。ウォッチ・ホスピタルで修理した時計には1年の保証が付いています。

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