ブランド名 | 種類 | ウォッチ・ホスピタル 基本料金(税込) |
メーカー参考価格 基本料金(税込) |
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オメガ | 自動巻き | ¥22,000円~ | ¥105,600円~ |
クォーツ | ¥19,800円~ | ¥74,800円~ | |
ロレックス | 自動巻き | ¥27,500円~ | ¥60,500円~ |
タグ・ホイヤー | 自動巻き | ¥22,000円~ | ¥48,400円~ |
クォーツ | ¥19,800円~ | ¥36,300円~ | |
パネライ | 自動巻き | ¥27,500円~ | ¥82,000円~ |
ブライトリング | 自動巻き | ¥27,500円~ | ¥110,400円~ |
クォーツ | ¥22,000円~ | ¥99,000円~ | |
カルティエ | 自動巻き | ¥27,500円~ | ¥64,900円~ |
クォーツ | ¥24,200円~ | ¥35,600円~ 48,840円 |
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エルメス | 自動巻き | ¥27,500円~ | ¥44,000円~ |
クォーツ | ¥22,000円~ | ¥33,000円~ | |
ブルガリ | 自動巻き | ¥27,500円~ | ¥62,700円~ 94,600円 |
クォーツ | ¥24,200円~ | ¥49,500円~ 57,200円 |
オーバーホール
オーバーホールについて
ABOUT OVERHAUL
オーバーホールとは、時計が正常に動くように、時計のすべての部品を分解、洗浄、修復作業、組立、注油、調整、実測を行うもので、分解掃除とも呼ばれます。電池交換や精度調整のみでは修正できない不具合のある時計や、購入から数年経過した時計に必要なメンテナンスです。
一般に、クォーツ式の場合は「4~6年に1回」、機械式の場合は「3〜5年に1回」がオーバーホールの目安とされています。
ウォッチ・ホスピタルの
オーバーホール
メーカー修理と同等品質を、
メーカーよりも「リーズナブルに」
「柔軟に」対応
「オーバーホールはメーカーに依頼するもの」「メーカー以外でオーバーホールをするのはなんとなく不安」と考え、値段や対応に不満を抱きつつも、仕方なくメーカーでオーバーホールをし続けている方は多くいらっしゃいます。
ウォッチ・ホスピタルでは、年間20,000件以上の豊富な修理実績があり、様々なメーカーのオーバーホールに対応できる高い技術力が強みです。「時計修理技能士」の資格を持つ経験豊富なスタッフが、メーカーと同等品質のオーバーホールを、メーカーよりもリーズナブルな価格で行っています。
さらに、安心して修理をご依頼いただけるよう、ご来店いただいたお客様には、目の前で時計の裏蓋を開けて、ムーブメントを見ながら修理内容をご説明いたします。普段は見ることのできない自分の時計の中身を確認できるだけではなく、スマートフォンでの撮影もできるのは、ウォッチ・ホスピタルならではのサービスです。納期や修理費用なども、お客様のご要望にできる限りお応えできるよう、柔軟に対応いたします。
また、遠方の方やご多忙で来店のお時間がとれない方でも、気軽にご利用いただけるよう、WEBからのお申込みも受け付けております。無料の集荷サービスも行っておりますので、店舗に足を運ぶことなくオーバーホールを手間と時間をかけずにご依頼いただけます。
オーバーホールが必要な理由
時計を正常に動かし続けるための「定期的なメンテナンス」
時計の内部には、数十点から多いもので200点以上の部品が組み込まれています。こうした部品同士が接触する箇所には摩擦が発生するため、摩耗を防ぐために何種類もの潤滑油が使用されているのです。
ところが潤滑油は時間の経過と共に劣化し、やがて乾燥してしまいます。結果として部品同士の摩耗が激しくなり、時計の精度が狂い、最終的には止まって動かなくなります。こうした事態を未然に防ぐのがオーバーホールです。
オーバーホールを定期的に行うことで、部品の消耗は最小限度に抑えられます。万が一時計にトラブルが発生した場合でも、(定期的なオーバーホールをしていない場合と比べて)交換しなければならない部品の数を大きく抑えることができ、そのぶん費用も安くなります。
腕時計は精密機械です。毎日のちょっとしたお手入れと、定期的なオーバーホールをすることで愛着ある腕時計へと変わっていきます。大切な時計を長く愛用するために、ウォッチ・ホスピタルを主治医としてご利用ください。
オーバーホールと部分修理はここが違う
定期メンテナンスの「オーバーホール」と
応急処置の「部分修理」
「不具合が起きた時に部分修理をすれば、オーバーホールをする必要はないのでは?」とお思いの方も一定数いらっしゃいます。しかし、部分修理とオーバーホールでは目的が大きく異なります。
部分修理は、ガラスやリューズ、プッシュボタンなどの外装部品が損傷した際に、必要なパーツのみを交換する限定修理を言います。一方オーバーホールは、3〜5年に一度など定期的に時計の状態を詳細に確認するため、すべての部品を分解し洗浄・修復・調整などを行う修理を言います。人に例えると、部分修理は風邪をひいてかかりつけ医を受診すること、オーバーホールは1日かけ人間ドックを受けることと同じであると言えるでしょう。
しかし、部分修理はあくまでも応急処置であるため、愛用の時計を長く使用し続けるためには、オーバーホールを定期的に行い、メンテナンスをすることが大切です。
DIFFERENCE
メーカー修理との違い
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時計修理の専門店として
年間20,000件以上の修理実績メーカーによっては、オーバーホールの際に部品の大部分を一括で交換するケースもあります(そのぶん費用も高くなります)。これに対しウォッチ・ホスピタルではムーブメントの状態を確認したうえで、精度や耐久性に問題がない部品は継続使用します。これは、時計修理の専門店として年間20,000件以上の豊富な修理実績を持ち、高い技術力を備えた当社ならではの強みです。
また古いモデルの場合、メーカーに部品の在庫がないため修理を断られてしまうケースもあります。ウォッチ・ホスピタルでは豊富な部品のストックに加え、純正品と同等の品質を持つジェネリックパーツの利用をご提案することで、他社様で断れられるモデルのオーバーホール実績が多数あります。
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お客様のご要望に柔軟に対応する
「提案力」が強みウォッチ・ホスピタルの大きな強みは、「提案力」にあります。メーカー修理はマニュアルが決まっているため柔軟な対応が難しく、パーツがない時などはオーバーホールを断られるケースもあります。ウォッチ・ホスピタルでは、約100種類ものブランドの様々なシリーズの時計の修理を行ってきた経験と実績があるため、有名ブランドからアンティークの時計まで多様な修理に対応できます。
唯一、メーカー修理と大きく異なることは、高級ブランドの自社ムーブメントなどの独自パーツを用意できない可能性が高い点です。修理に必要な独自パーツがない場合は、お客様が余分な費用をかけることのないよう、メーカーのサービスセンターをご案内しております。つまり、独自パーツの交換が発生しなければ、メーカーのオーバーホールと変わらないサービスをご提供しています。メーカー修理と同等のクオリティのサービスを、リーズナブルな価格と柔軟性の高い対応にてご提供しているのが、ウォッチ・ホスピタルの強みです。
オーバーホールの推奨頻度
FREQUENCY
こんな症状は要注意!
オーバーホールのタイミングかもしれません
一般的にオーバーホールの推奨頻度は、クォーツ時計は4〜6年、機械式時計は3〜5年に1回が目安とされています。しかし、これはあくまでも目安であるため、以下のような症状が出ている場合は、今すぐにでもオーバーホールをすることをおすすめします。
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時間が合わない
何度調整しても、時間が先に進んでしまったり遅れてしまったりする場合は、時計内に不具合が生じている可能性があります。クォーツ時計において時間が進んでしまう原因としては、回路不良が考えられます。逆に遅れてしまう場合は、油切れを起こしている可能性が高いです。また、機械式時計において極端に時間が進む不具合が生じている場合は、外部からの衝撃や磁気帯びによって、ひげゼンマイが絡まっていることが考えられます。時間が合わなくなった際は、オーバーホールにて原因を特定し修理を行うことが大切です。
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ケース内部に水分が入った
ガラス内に水滴が付着している場合や、着用するとガラスが曇る場合、ケース内部に水分が入ってしまっている可能性があります。リューズやプッシュボタンから影響を受けることもあれば、裏蓋やガラス部分から湿気が侵入することもあります。どちらの場合だとしても、他の部品にも影響が出ている恐れがあるため、オーバーホールを依頼することがおすすめです。
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異音がする
ケース内部から明らかな異音がする場合、自動巻ローターが正常に動作していない可能性や、破損パーツが他の部品に接触している可能性などが考えられます。その状態で使用し続けると、パーツ同士が摩擦を起こし、部品が傷つき故障の原因となる恐れがあるため、早めにオーバーホールを行うことをおすすめします。
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持続時間が短い
朝起きたら時計が止まっていたり、電池を交換してもあまり持続しない場合、ムーブメントの駆動箇所に注してある油が劣化している可能性が高いです。クォーツ時計も機械式時計も、パーツを円滑に動かすための潤滑油が使用されています。オーバーホールを定期的に行っていない場合、たとえ時計を使用していなかったとしても年々この油は劣化してしまいます。油が劣化することで、部品の摩耗が早まり故障の原因となる可能性があるため、オーバーホールを行い、注油し直すことをお勧めいたします。
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カレンダーが変わらない
カレンダーが自動で切り替わらない場合や半目になってしまう場合は、日送り車(カレンダー送り車)の破損が考えられます。日送り車とは、カレンダーディスクを、24時間で一回転することでカレンダーを進める役割をもつ歯車です。カレンダー機能は、日送り車以外にもリューズや他の歯車など様々なパーツが関わっている複雑な機能であるため、オーバーホールにて詳細な原因を調べる必要があります。
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リューズやプッシュボタンが操作できない
リューズが回せなかったりプッシュボタンが押せなかったりする場合、パーツが錆で固着しているか、内部パーツが損傷している可能性が考えられます。どちらの故障も、オーバーホールにてパーツを分解し修理を行う必要があります。
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手巻きがしづらい
手巻きをする際に動きが鈍かったり自動巻きローターがついて回ったりする場合、切替車が劣化している可能性があります。切替車とは、ローターの回転に応じて動く歯車です。内部パーツの中でも小さく細いパーツであるため、摩耗しやすく、時計の不具合の原因となりやすいです。この繊細な切替車を長持ちさせるためには、定期的なオーバーホールをすることにより潤滑油を切らさないようにすることが大切です。
オーバーホールの修理料金
PRICE
定期整備はクォーツの時計も必要
クォーツ時計も精密機械であることには変わらない
「クォーツ時計は電池交換だけで大丈夫」とお考えの方は多くいらっしゃいますが、クォーツ時計も精密機械であることに変わりないため、定期整備をしっかりすることが大切です。
クォーツ時計の故障の原因として多く挙げられるのが、油の経年劣化による故障です。クォーツ時計は、時計を着用していない時も電池によって24時間365日休まず動き続けるため、ムーブメントに注入された油が経年劣化を起こしてしまいます。そのため、時計が故障で動かなくなる前に、オーバーホールをして油を交換することがおすすめです。
また、着用している際の汗によってゴムパッキンやケース素材が傷んでしまうことも、クォーツ時計の故障の原因となります。この場合も、定期的にオーバーホールを行い部品の隙間に詰まった汗や汚れをきれいに洗浄することで、時計の劣化を遅らせ愛用の時計を長く使用し続けることができるようになります。
オーバーホールを依頼されたお客様の声
USER'S VOICE
配送での修理に不安を感じていましたが、丁寧に対応いただき終始安心してお任せできました
配送での修理依頼は初めてだったので不安でしたが、途中経過を随時メールでいただき、細やかな対応に最後まで安心してお任せできました。紛失時の補償が手厚いことも、利用の後押しとなりました。
当初の予定よりも数週間早く対応してもらえただけではなく、ピカピカな状態で戻ってきて家族もびっくりしていました。今後もオーバーホールは、ウォッチ・ホスピタルにお願いしたいと思いま
メーカー修理とほとんど変わらないクオリティで大満足です!もっと早く知りたかった!
これまでなんとなくメーカーに修理を依頼していましたが、ウォッチ・ホスピタルに見積りを依頼したところ、約半額で対応いただけるとのことで修理をお願いしました。少し深めのキズがあったのですが、プレミアムポリッシュをお願いしたところ、きれいに消えて戻ってきて驚きました。
他店では断られてしまった修理にも快く対応してもらえて、大変助かりました
父の形見であり、アンティークに近い時計だったため、他店では修理を断られていました。しかし、ウォッチ・ホスピタルでは快く対応してもらえた上に、これ以上は望めないと思うくらいのすばらしい仕上がりでした。料金設定も適正で、依頼して本当によかったです。
オーバーホールの流れ
FLOW
STEP01
時計の分解
時計の分解
専用の工具で裏蓋を開けて、自動巻機構を取り外します。ムーブメントをケースから取り出し分解していきます。時計修理で重要な工程です。ここで、修理箇所の原因の特定・調整箇所・交換が必要な部品を特定していきます。
STEP02
洗浄
洗浄
分解したムーブメントの部品は、専用設備を使って、腕時計のパーツ用に調合された洗浄液で洗浄し汚れを洗い流します。これにより劣化した潤滑油や摩耗粉などの汚れが落ち、新品に近い状態にまで戻します。ケース、ブレスレットは、超音波洗浄機で汚れや垢を洗い流して綺麗にいたします。※中には超音波洗浄を避けるものもございます。
STEP03
ムーブメント組み立て
ムーブメント組み立て
洗浄後、顕微鏡で摩耗している部品の状態を確認します。確認後、部品を組立ながら注油していきます。オイルの種類や量、注油する箇所はそれぞれ異なるため、メーカーによって定められた基準に基づき慎重に組み上げていきます。ムーブメントを精度測定器で計測し、調整していきます。機械式時計の精度の追求は、とても緻密な技術が要求されます。
STEP04
時計の組み立て
時計の組み立て
分解されていた外装部品を組み上げて、針や文字板を取り付けケースに収めていきます。 針回しや日付変更、クロノグラフなど付加機能の動作の確認を行います。
STEP05
各種テスト
各種テスト
防水試験機で防水性をチェックします。アンティーク時計や外装の劣化、破損等がある場合など、防水テストを行わない場合もございます。
ランニングテストでは、手巻きによるテストと、ワインディングマシンによる巻上げテストを行います。測定機で得られる数値だけではなく、実際に時計を動かしながら精度・持続時間をチェックすることでより万全な状態でお客様に時計をお返しすることができます。
STEP06
オーバーホール完了
オーバーホール完了
複数工程のテストに合格した時計だけをお客様に納品させて頂いております。
オーバーホールの修理事例
CASE STUDY
ウォッチ・ホスピタルでオーバーホールを実施した事例をご紹介します。
時計を長持ちさせるコツ
KNOWLEDGE
定期的なオーバーホールに加え、以下のようなお手入れ(ご自身でできる日常的なメンテナンス)とメンテナンスを心がけることで、時計の寿命を延ばし、長く快適に使用することができます。
- 温度変化に注意
- 過度の温度変化は、時計の精度や機能に悪影響を与えることがあります。サウナなどでは時計は外すことをお勧めいたします。
- 防水性能の確認
- 防水性能がある時計でも、パッキンが劣化することで防水性は低下します。外観からパッキンが正常かどうかの判断はつきません。ケース内に水分・湿気が入ることを防ぐ意味でも、定期的なオーバーホールをお勧めいたします。
- 磁気から遠ざける
- 機械式時計も磁気の影響を受けて時間が狂うことがあります。磁気を発生する機器(スマートフォン、スピーカー、冷蔵庫など)から離れた場所に保管することが望ましいです。40〜50センチ離すことでほぼ磁気帯びのリスクは避けられます。
- バイクの運転時などは衝撃を避ける
- 時計は衝撃に弱いため、運動や激しい作業を行う際には、時計を外して保管しましょう。
- 保管方法
- 時計を長期間使用しない場合の保管方法をご紹介します。湿気や直射日光、磁気の影響を受けないように収納BOXを利用することをお勧めします。購入時の専用BOXももちろん大丈夫です。そのうえで、1-2か月に1度くらい時計を手に取ってスムーズに動き出すかどうか確認すると風通しも良くなり時計をより良い状態で保管できます。
- 防水性能の確認
- 機械式時計の場合、適切な巻き上げ方法を守ることが重要です。手巻モデルがフルに巻き上がっているのにさらに巻上を行うと部品を破損させることがあります。自動巻モデルは巻き終わりはありませんが、ご使用前の手巻きは30〜40回ほどで十分です。過剰に巻き上げることは避けましょう。
よくある質問
FAQ
オーバーホールに関して、よくある質問をまとめました。
メーカー修理とどう違うのですか?
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見積り、修理ともにメーカーより迅速です。たとえばメーカー見積りには約2週間程度かかりますが、弊社ではその場でお見積り可能です(最短15分)。
オーバーホールは絶対に必要ですか?
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時計の機械は使用しているうちに摩耗します。また機械油の劣化により遅れが発生する場合もあります。正確に時を刻むため、また時計そのものの寿命を延ばすためにもオーバーホールは必要です。
オーバーホールのタイミングはどれくらいですか?
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一般的な機械式時計の場合、だいたい3〜5年に1回が目安です。クォーツ式の場合はもう少し間隔が長く、4~6年に1回程度です。
ウォッチ・ホスピタルでオーバーホールしたら、メーカー修理に出せなくなりますか?
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ほとんどのメーカーでは、当社で修理した時計をメーカー修理に出すことが可能です。
※メーカーによって基準が異なります。詳しくはお問合せください。 アンティーク時計も修理してもらえますか?
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修理できます。お気軽にご相談ください。
純正パーツを使って修理してもらえますか?
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ウォッチ・ホスピタルは純正パーツにこだわり、可能な限りメーカーに近い修理を心がけています。純正パーツが存在しない場合は、ジェネリックパーツの使用をご提案することもあります。
修理はお店に持ち込まなければいけませんか?
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ホームページでお申込みいただくと、クロネコヤマトさんがご自宅まで集荷に伺います。LINEで簡単見積りサービスも行っております。
修理の進行状況は教えてもらえますか?
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ウォッチ・ホスピタルではマイページ機能を提供しています。修理状況(ステータス)を随時確認していただけます。
保証は付きますか?
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はい。ウォッチ・ホスピタルで修理した時計には1年の保証が付いています。