時計のリューズ修理

リューズ

SCREW

リューズについて

ABOUT SCREW

リューズとは腕時計の側面にある小さなツマミのような部品で、時刻合わせや、機械式時計のゼンマイを巻き上げる際に使用します。日常的に使用されることが多いため、摩耗や損傷のリスクが比較的大きいのもリューズの特徴です。リューズが欠損、もしくは破損すると時計の操作性や防水性にも悪影響を与えます。
時計のコンディションを保つためにも速やかな修理が必要です。

リューズ修理が必要なケース

経験豊富な専任スタッフが対応

リューズの修理が必要になるケースとして、以下のような症状が挙げられます。

  • リューズが動かないリューズ内部が錆びて固着するケースがあります。また、歯車が破損して動かないこともあります。
  • リューズが外れる(抜ける)リューズ自体の破損、もしくは内部パーツの破損でリューズが巻芯ごと抜けてしまうことがあります。
  • 時刻調整時に針が動かないリューズ自体の破損、もしくは『ツヅミ車』と呼ばれる歯車が破損している可能性が考えられます。
  • 防水性能が低下しているリューズパッキンを固定するためのパーツが外れていることがあります。この状態は防水不良となりますので、リューズ交換がひつようになります。

ウォッチ・ホスピタルでは、1級時計修理技能士をはじめ、知識と経験豊富な専任スタッフがお客様の大切な腕時計のリューズをていねいに修理いたします。リューズのトラブルが発生しましたら、ぜひ当店にご相談ください。

メーカー修理との違い

お客様のご要望を伺いながら、
最適な修理方法をご提案

メーカーにリューズ修理を依頼すると、高額な修理費用と長期の修理期間が必要になる場合があります。

また、専用パーツの在庫がなくなると修理不可で返却されることもあります。ウォッチ・ホスピタルでは、お客様のご要望を伺いながら、ジェネリックパーツの提案をして時計を修復させることもしています。

リューズ修理ビフォーアフター

BEFORE AFTER

  • リューズロック不良修理(オメガ シーマスターの場合)

    【BEFORE】リューズロックができない状態です。
    ※リューズ・ケースチューブのネジ道が擦り減るのが原因です。
    【AFTER】リューズ・ケースチューブを交換して修理完了です。
    ※ケースチューブのロー付けが必要となります。
    ※オーバーホール同時で承ります。

  • リューズ交換修理(オメガ シーマスターの場合)

    【BEFORE】リューズロックができない状態です。
    ※リューズ・ケースチューブのネジ道が擦り減るのが原因です。
    【AFTER】リューズ・ケースチューブを交換して修理完了です。
    ※ケースチューブのロー付けが必要となります。
    ※オーバーホール同時で承ります。

  • リューズから巻芯除去交換

    【BEFORE】リューズが根本から折れて外れてしまった、時間が遅れる。
    【AFTER】機械油とゼンマイの経年劣化がみられましたので、オーバーホール、リューズから巻芯除去交換、ゼンマイ交換の作業を行いました。

リューズ修理の流れ

FLOW

基本的にオーバーホールに伴って作業をいたします。

STEP01

時計の分解

時計の分解

時計を丁寧に分解し、リューズの状態を確認します。内部の機構やパッキンの劣化、部品の摩耗や損傷などを診断し、修理の範囲や内容を決定します。

STEP02

修理・部品交換

修理・部品交換

診断の結果に基づいて、部品の交換や調整、油の注油、パッキンの交換など、必要な修理作業を行います。リューズの機能が正常に戻るよう、熟練した技術者が丁寧に作業を進めます。

STEP03

時計の組み立て・各種テスト

時計の組み立て・各種テスト

時計の組み立て・検品: 修理が完了したら、時計を再度組み立てます。その後、リューズの動作確認や防水性能のチェックなど、品質検査を行い、問題がないことを確認します。

STEP04

修理完了

修理完了

修理が完了し、検品が合格した時計をお客様にお返しします。※厳しいテストに合格した時計だけをお客様に納品させて頂いております

リューズの修理事例

CASE STUDY

ウォッチ・ホスピタルでリューズ修理を行った事例をご紹介します。

リューズを長持ちさせるコツ

KNOWLEDGE

リューズを長持ちさせるコツは、適切な操作と定期的なメンテナンスを行うことです。以下に、リューズを長持ちさせるためのポイントをいくつかご紹介します。

優しく操作する
リューズは繊細な部品なので、無理な力を加えず、ゆっくりと回転させることが大切です。
時刻調整や巻き上げを行う際は、あまり力を加えずに丁寧に操作しましょう。
定期的な点検
リューズの劣化を防ぐために、定期的な点検やオーバーホールを行いましょう。
特に、防水性能を維持するためには、リューズ周りのパッキンの交換も重要です。
時計を保管する際の注意
時計を保管する際は、リューズに無理な力がかからないように、ケースやクッションを利用して安定した状態で置くことが望ましいです。
また、高温多湿の場所での保管も避けましょう。
水や湿気に注意
水や湿気はリューズの劣化を早める原因となります。特に水の中でリューズを操作することは避けてください。

よくある質問

FAQ

リューズに関して、よくある質問をまとめました。

メーカー修理とどう違うのですか?

純正パーツの供給がある場合は修理に違いはありません。純正パーツの供給が終了している場合は、メーカーは修理不可となるケースがあります。ウォッチ・ホスピタルではジェネリックパーツの提案をすることが可能です。

アンティーク時計も修理してもらえますか?

修理できます。お気軽にご相談ください。

修理はお店に持ち込まなければいけませんか?

ホームページでお申込みいただくと、クロネコヤマトさんがご自宅まで集荷に伺います。LINEで簡単見積りサービスも行っております。

LINE簡単見積りについて

修理の進行状況は教えてもらえますか?

ウォッチ・ホスピタルではマイページ機能を提供しています。修理状況(ステータス)を随時確認していただけます。

マイページ機能について

保証は付きますか?

外装部品については保証は付いておりません。

時計修理専門店のウォッチ・ホスピタル

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