ROLEX-DEEPSEA(Cal.3135/Ref.116660)オーバーホールと外装研磨|時計のオーバーホール・修理事例/料金・費用

時計修理事例

CASE STUDY

【修理事例】ロレックス ディープシー オーバーホールと外装研磨

【修理事例】ロレックス ディープシー  オーバーホールと外装研磨

修理ブランド ロレックス(ROLEX) サブマリーナ
修理内容 その他外装修理
不具合内容 リューズを巻いても手応えがなく、時計が全く動かなくなってしまった

ROLEX-DEEPSEA(Cal.3135/Ref.116660)オーバーホールと外装研磨

「リューズを巻いても手応えがなく、時計が全く動かなくなってしまった」とご相談いただいた、ロレックスが誇る究極のプロフェッショナルダイバーズウォッチ「ディープシー」です。

1. 内部機構へのアプローチ(動かない原因と修理)

搭載されているムーブメントは「Cal.3135」。

長年にわたりロレックスの基幹ムーブメントとして絶大な信頼を得ている、高い堅牢性と精度を兼ね備えた自動巻きの名機です。


時計が動かなくなっていた原因は、内部の動力を生み出す「ゼンマイの切断」でした。

ゼンマイは経年劣化や金属疲労により、巻き上げ時に強い負荷がかかることで突然切れてしまうことがあります。

ゼンマイが切れると動力が歯車に伝わらなくなるため、リューズを回しても手応えがなくなり、時計は完全に停止いたします。

 

今回の修理では、不具合の原因となったゼンマイを新品パーツへと交換いたしました。

あわせて行った「分解清掃(オーバーホール)」では、ムーブメントのパーツを一つひとつ分解し、専用の洗浄液で古い油や微細な摩耗粉をきれいに洗浄いたしました。

各軸受けに適切な潤滑油を注ぎ直して組み上げることで、Cal.3135本来の力強い運針と優れた精度を取り戻しております。


2. 外装研磨(ポリッシュ)による造形美の復元

3,900m防水という超高耐圧性能を支える、厚みのあるケースと堅牢なブレスレットの美しさを際立たせる研磨を行いました。

ディープシー特有の重厚なオイスターケース。

研磨の際に圧力をかけすぎてしまうと、ケースサイドのエッジが丸くなり、ロレックスらしい力強いフォルムが損なわれてしまいます。

職人が手作業で角度を細かく調整しながら、シャープなラインを守り抜いたまま表面の傷を丁寧に磨き上げました。

ケース表面やブレスレットのサテン仕上げと、ケース側面の艶やかなポリッシュ仕上げ。

それぞれの境界線を厳重に保護(マスキング)しながら正確に磨き分けることで、メリハリのある美しいコントラストを再現いたしました。

ゼンマイの切れは、どれほど堅牢なロレックスであっても避けることのできない経年劣化の一つです。

今回はゼンマイの交換とあわせて全体の分解掃除を行ったことで、内部のコンディションを万全な状態へとリフレッシュすることができました。

内部のオイルリフレッシュと丁寧な外装研磨により、機能面も美観も本来のラグジュアリースポーツに相応しい姿を取り戻しております。

これからも日々の頼れるパートナーとして、末永く安心してご愛用いただけると思います。

修理費用


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※交換パーツの料金はメーカーの料金変更やスイスからの輸入時期により変動することがございます。