ロレックス(ROLEX)サブマリーナデイト 16610 Ⅰ|時計のオーバーホール・修理事例/料金・費用

時計修理事例

CASE STUDY

ロレックス サブマリーナデイト 16610

ロレックス サブマリーナデイト 16610

修理ブランド ロレックス(ROLEX)
修理内容 オーバーホール
不具合内容 持続時間が短い(夜外すと翌朝止まっている)
お客様情報 宮城県 仙台市 S.O 様 ご使用年数8年

【ロレックス サブマリーナデイト】最も取扱いの多いモデルのうちのひとつです。
一日使用し、夜に置いておいたら朝には止まっていた。以前はこのようなことはなかったとのお問合せです。
油切れによる自動巻き機構の巻上げ不足が原因となりますので、オーバーホールと注油を行いました。
※時計の状態によってパーツ交換が必要な際は別途お見積りを差し上げます。

ムーブメントをケースから取り出します。
ケース、裏蓋は超音波洗浄へ。

精度を決める最重要部品【テンプ】を外します。

技術者の手作業による下洗いも大事な工程です。

機械洗浄にかけるため、パーツを洗浄かごに納めていきます。

顕微鏡でパーツの摩耗具合などをチェックしていきます。

歯車の軸を顕微鏡で撮影した画像です。
肉眼では分かりませんが、細い軸に筋目が入っており摩耗した跡が残っています。
技術者の手作業で磨きをかけて使用できる状態に回復することもありますが、それでも摩耗の跡が残る時は交換となります。

歯車のあがき(遊び)が適正になるように調整しながら組み立てていきます。
また、駆動箇所には油も注していきます。

精度調整に一番重要なテンプの取り付けです。
その後文字盤と針をセットしていきます。

ケーシングして、自動巻ローターをセットしてランニングテストに入ります。

改めてベゼルを取り付けたケースにムーブメントを収納して、防水テストを行います。

オーバーホール完了です。

ウェブサイトにログインしていただくと、マイページで修理履歴をご確認いただけます。
過去の修理履歴が分かりますので、大変ご好評いただいています。

修理費用

オーバーホール基本料金 25,000円
パッキン交換 3,000円
ゼンマイ交換 6,000円
防水テスト 0円
消費税 3,400円

合計

37,400円(税込)

※交換パーツの料金はメーカーの料金変更やスイスからの輸入時期により変動することがございます。