技術センターの仕事をのぞいてきました。
今回は『歯車を磨く』という仕事をご紹介します。
1枚目の画像は歯車の軸部分が油にまみれているほか、サビも浮いています。
これを手作業できれいにしたのが下の画像です。
時計のパーツが極小で繊細であることは想像できると思います。
この歯車も軸部分は0.5mmくらいです。
シャープペンの芯くらいということですね。
そこに浮いたサビを手作業で丁寧に落としていきます。
それからハンドリューターで磨いていきいます。
最後に洗浄するとピカピカの状態に回復しました。
オーバーホールではパーツをすべて分解しますが、大型の超音波洗浄機で一気に洗浄するだけではありません。
裏ではこうした技術者の手作業が丁寧に行われています。
その仕事ぶりは一日眺めていても飽きません。
これからも色々な技術者の仕事をご紹介していきたいと思います。
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